Music As Life

Violin, 音楽についてのお話をします

練習ログを残すことについて

上手に弾けるように,より自分の意図が実際の音に表れてくれるように練習を積んでいく.

楽譜の音符をなぞる段階、表情を様々に変化させる段階、自分の意図を確定させていく段階、様々なステップを経て進んでいく。

 

練習は音に素直にあらわれるから,ある程度のところまでは,弾いた分だけ練習効果があると思う.シンプルに練習した分だけ上手になる.

 

順調に進んでいると,以前出来なかったところや何に悩んでいたかが思い出せなくなってくる.無意識にできるようになるまで練習すると,その段階に来る手前の状態は忘れてしまうことが多い.すでにViolin を始めた直後の記憶は薄い.

過去の自分と現在の自分は非対称だ.

 

いつ状況が変わって,楽器や音楽から離れるかわからない.自分は一度,10年くらい音楽から離れていた.でもやっぱり大好きな音楽だから,戻ることができた.これからも同じことがあるかもしれない.その時に,自分はどういうプロセスを経てきたのか,これらの記録が何かの役に立つかもしれない.

 

あるいは,同時進行で練習している他のどなたかにとって,直接的でも間接的でも何かの役に立つなら嬉しく思う.

 

練習の記録は、まずはやったことを1週間単位で記録している。

こんな表を作って運用している。

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今のところは、やったことの可視化できている。足りていないのはその時々で考えたメモだ。同じスケール練習でもその時々で目的を変えている。導音を中心にしたり、2度、5度などを重視したり。そういった目的と、その結果がまるで残っていない。

いちいち練習を止めてメモを取るのも違うし。

弾いてその場で何かを記録して、後で振り返るのも簡単な方法。

何かよい方法があるだろうか。